おもちゃのひろばご案内

 ここは名古屋のとある町中。こちらに転居して十数年、あるきっかけからわが家の一角に「おもちゃのコーナー」を作ってきました。集めたおもちゃや絵本と創作してきた作品を並べ、毎月「おもちゃのひろば」を開いています。はじめは口コミで、ふだんは子どもたちのたまり場として、そして今は、何と地下の一部屋にそのコーナーがあり、訪れる方を待っています。まさに秘密の隠れ家といったところ。それではないしょで地下にご案内しましょう。

 階段を降りるとまず絵本たちが迎えてくれます。絵本集めは子どもの成長とともに早三十年を越えました。息の長い絵本をながめていると、おもちゃも時を越えて残るものを集めたいという気持ちになります。今でも新しい絵本が気になりますが、最初の頃の情熱は減りましたね。それでもたぶん千冊くらいはあります。

 さて、肝心のおもちゃですが、地下のひろばの棚にはネフ社などのヨーロッパのおもちゃをはじめとして、いわゆる自分の気に入った作品を中心に並べています。ですから、何才児向けという発想はありません。子どもも大人も楽しめる作品を理想と考えていますので。自分の創作作品もその中に密かにもぐっています。
 毎月少しずつコレクションをふやしていますので、ほとんどすき間がない状態です。でも木のおもちゃに囲まれ、なつかしい絵本を手にとっていると、地下とは言え、外からさわやかな光や風が入ってきますので、気持ちのいい時間が過ごせます。
 では、ちょっとおもちゃの棚をご覧下さい。      

     

  

 

ひろば開館日について

   <おもちゃのひろば>は基本的に毎月第三日曜日に開館しています。

   開館時間は

       10:00〜4:00 (12:00〜1:00昼休み)

 

                      

  • 交通案内 JR金山駅から市バス「妙見町」行きか
    「瑞穂運動場東」行きに乗り
    石川橋下車徒歩2分  
  •  ◆管理人のプロフィール    

    1950年、名古屋にて生まれる。東京教育大学教育学科卒。卒業後、障害児関係の仕事に従事し、現在は名古屋市立中根小学校に勤務。
    1989年より 日本おもちゃ会議主催「創作おもちゃフェスティバル」に毎回出品。
    1990年 最初の個展を名古屋にて開く。以後市内にて数回の個展を開催。
    1996年 岐阜県付知町にて個展。
    2002年秋 NHK教育テレビ「趣味悠々ー大人が作って遊ぶ木のおもちゃ」の企画出演

    その他、毎年二回、仲間と「一日おもしろ学校ごっこ」を開催。
     組み木創作の会、日本おもちゃ会議つくり手会員。
    第4回全国ウッドクラフト展にて、「三びきのくま」が優秀賞、第5回同展にて「ワクワクハウス」
    が最優秀賞、2000年同展で「おやゆびひめ」が入賞。

    ○著書『ほのぼの先生とちいさななかまたち』(KTC中央出版)
    ○共著『おもしろ学校ごっこ』(同)『ふしぎなおうち(わからんさんのかんたんさんすう第三巻)』
    (汐文社)『大人が作って遊ぶ木のおもちゃ』(NHK出版)