ひろば通信2001-11

 ひろば 18日 工房 10日
 ・発行 おもちゃのひろば
 ・TEL&FAX 052-834-1986

◇いつのまにか桜並木の紅葉もすっかり色づき、冬が一歩一歩近づいてきますが、頭の中はすでに早々とクリスマスモード。今年はその時期に京都での展示会を企画したためでしょうかクリスマスをテーマにした作品を作り貯めています。これまでリースやツリー、そりに乗ったサンタなどは公開してきましたが、改めて考え直しています。くるみ割り人形もそのひとつですが、そのまわりに、「サンタのおくりもの」と題したグッズを並べてみました。仕上げは来月に持ち越しですので、今回は途中経過の試作品をご覧下さい。
 この作品のヒントは林明子さんの小さウなクリスマス絵本『クリスマスの三つのおくりもの』からいただきました。クリスマスを題材にした絵本がもっとあると思いましたが、ひろば文庫には意外と少なく、もうひとつ『天使のクリスマス』という字のないしずかなイブの夜を感じさせる絵本から、ひろば入り口に展示した天使の作品を思いつきました。ゆらすと少しおてんばな天使の感じがします。
 そんなわけで新しくクリスマス絵本を買いました。『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』というおまけが一杯の絵本。同じ作者のゆうびんやさんシリーズもありますので、あわせてお楽しみ下さい。
◇しばらく新作の絵本を発表されていない林明子さんですが、先日書店で彼女がさしえを担当している本を見つけました。『ガラスのうま』というタイトルで、すぐりという男の子が走り出したガラスのうまを追って小さな冒険をする物語。やさしい本を読みだした子たちに最適だと思い「ます。彼女の新しい絵本を心待ちしていますが、来年はまたカレンダーだけでがまんかもしれません。
◇絵本集めとほとんど同時に彼女のファンになったきっかけは最初の作品『はじめてのおつかい』。みいちゃんが百円玉をふたつしっかりにぎって牛乳をひとりで買いに行く話ですが、何ど開いてもウルウルきてしまいます。たぶん子育ての思い出と子どもの気持ちを本当にぴったりと描いているすばらしさから来るのでしょう。新しい作品を期待しつつ、この処女作に勝るのはむずかしいかもしれません。で、あなたの処女作は何?
◇今月の新着おもちゃはまたゲームにしました。冬の夜長家族ではまりそうな「マーブルすくいゲーム」です。木のスプーンで玉をすくいますが、玉の色をまちがえたらやり直し。かなりエキサイトして寝不足になるかもしれません。今月のひろばで試してみましょう。
◇先月は通信で日にちがぬけてしまったせいかさびしい入りでしたが、おもちゃも貯まってきましたので、またぜひお出かけ下さい。
◇CMその1 ひろば会員の近藤真理さんがギャラリー喫茶を開いています。手づくりが好きな方にご案内します。11/19〜12/1「にこ・やすこのふかほか織物展」12/10〜12/22「kikiの洋服展」12/2はきまぐれバザー。
【きまぐれ茶房】瑞穂区豊岡通り二丁目56
エクセル瑞穂1F 052-851-7112
CMその2 おもしろ学校の申し込み低学年、高学年ともまだ余裕があります。ぜひお早めにどうぞ。

CMその3来月の工房も8日(土)の第二土曜日にします。おまちがえなく。