ひろば通信 05-06
ひろば 12日 工房 18日

 ・ 発行 おもちゃのひろば
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    2005年6月9日(木)
◇今年もヤマホロシの白い花が咲き乱れ、まもなく屋根にも届かんばかりになってしまいました。帰省した娘が「ここは何屋敷?」と一言。五年前に新築したとき、魔女の家をイメージしていたこともあり、雰囲気は近づいたのですが、そろそろ手を打った方がいいかもしれません。
 朝の楽しみは、レタスとサラダの収穫。新鮮な野菜のつややかさに食欲をそそられますが、残念ながら食欲は小さな虫にも反映しているようで、しっかり水洗いしないと食べられません。無農薬で頑張っている農家の苦労が忍ばれます。もうひとつ小さな赤い実をつけたワイルドストロベリーもときどき朝の食卓のお供。甘酸っぱい味が売りですが、ひろばの日に収穫があれば、味わってみて下さい。
◇今月に入り平日にも工房で作業をしています。ひとつは今週にせまった「おもしろ学校」の準備。今回は一時間ずつ二コマのものづくりを計画しましたので、どちらもひとり分ずつキット風にセットしなくてはなりません。しかも木工ボンドだけの組み立てなので切り出しがたいへんです。ものづくりの醍醐味は一から自分で作ることで味わえますが、もうひとつはいいものを完成させることでも味わえる気がします。今回はそれをねらって頑張って準備をしています。
 キットといえば、いつか工房で作ろうと思っていた中井秀樹さんデザインのおもちゃセットを、こんど高校に進学した常連さんに頼みました。こういう助っ人が本当に助かります。
◇銀座のアートーイ展も迫っています。前号でお知らせしたように海賊船はほぼ完成。最後のスライドシリーズで海賊キッドにどんな旗を揚げてもらおうか考えていましたが、こいのぼりの応用で太陽とクロスした羽根にしました。命の源である太陽と飛び立ってほしいという願いをこめました。展示会の最終日にはまた昔の仲間が集まってくれることを期待しています。
◇こんなに忙しいのに今月4日5日と上京して「軽度発達障害」の研修に行ってきました。今さらという気もありましたが、佐々木正美さんの企画と言うことで迷わず出席。これまでになくストンと落ちるものがありました。自閉症者のことを理解しようとするなら、彼らの世界に歩み寄ることから始まる。学級の中で障害のある子を育てるなら、まわりの子どもたちも同時に育てる学級経営が不可欠と極めて説得力のある話でした。
 関連して「光とともに」の8巻も二冊購入しました。この漫画でも光くんのまわりの世界を大事に描いています。施設内の暴力を巡るシーンなどひと事ではありませんでした。
◇ その上京のついでにニキティキに寄ってきました。前にお伝えしたように、このひろばには改めて求めるおもちゃが少なくなりました。まさにこれから、内外の創作されたおもちゃと自分の作る世界が問われそうです.
 購入したのは「にわとりのおいかけっこ」というゲームと、相沢さんデザインの磁石付きの球積み木。どちらも実際に遊んでみて、そのおもしろさが発見できそうです。

   ◆◆7月の予定◆◆
ひろば 17日  工房 9日