ひろば通信 08-01

 ひろば 20日 工房 26日                               

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      2008年1月17日                                「ねずみのよめいり」より

◇今年も始まりました。昨年は年賀状作業がなかったせいか、とても時間があり、大掃除に明け暮れていました。何せ隣と合わせて二件分の掃除なのでとてもやりがいがあります。それに加えて、遠く離れた工房、地下のひろば、外回りといくらやっても切りがないくらい。その結果こんなにゴミを出していいかなと思うくらいの袋の山。文句も言わずきれいに片づけてくれる清掃業者の方に感謝しつつ、ちょっぴり胸の痛むこの頃です。

◇ひろばの片づけの折り、あふれてきている書物も古書回収に回そうかと選びかけましたが、結局並べ替えただけでほとんど減らすことができませんでした。どうも一度読んで何らの記憶がある本はどうにも手放しがたく、つい手元に置いてしまいます。ひろばにあるものは皆さんにもと選んだものなので、やはり置いておくことにしました。ついでにまた棚も作ってしまいました。ぜひご利用ください。

◇喪中のせいばかりではないのですが、とても静かな正月でした。暮れにはひとり寂しく日比野の中央市場へ出かけ、両親とよく買い出しにいった魚介類を買ってお供えもしました。しばらく毎夕仏前に届け、ついでに禅宗のお経を読み上げていましたが、意味はよく分からなくても、何となく悟りに近い心境になってくるものですね。修行はそんなに簡単なものではないでしょうが。

◇この連休に孫のあーちゃんがやってきました。三歳を過ぎましたので、何かとてもしゃんとした印象。ところが二日目に咳が止まらず、医者に見せたら、ぜんそくから肺炎も疑われるということで即入院。そこから点滴も打ってベッド生活へ。せっかくの帰省なのに病院でお相手とはまさに想定外でした。いつもなら地下のひろばを一人占めなのに、空間は狭いベッドだけ。点滴をしているので移動もままなりません。こんなときはひろばに数あるおもちゃもかなり限られてしまいます。今回気に入っていたのは、棒にさしていろんなパターンの人形ができるおもちゃとネフ社の「カンパニーレ」というパズル。つまり自分の好きなとっておきのものを持っていきました。それでけっこう遊んでくれましたが、いちばん喜んでいたのは、手遊びやからだ遊び。それはそうでしょう。いちばん動きたがるときにものすごい制約があるのですから、少しでも解放してもらいたい、そんなアクションがありありでした。今回は幸い連休明けには退院させてもらい、帰っていきましたが、病院生活を余儀なくされている子どもたちのつらさをかいま見る事ができました。

◇ベッドでの会話「あーちゃんち、いっぱいおもちゃあるんだよ」「そのおもちゃ、だれがつくったか、しってる」(よせばいいのに、ついじじくさいことをきいてしまいました。すると)「じーじ、おもちゃ、いっぱいつくってくれてありがとうね。」(これには・・・・)

◇14ひきのねずみの新作絵本「もちつき」にちなんで、うすときねを作りました。これが今年の新作。ちょっとさびしいかな。

◇新着おもちゃも正月モードでコマ特集にしました。以前置いてあった「UFOごま」。回すと下から小さいコマが飛び出てきます。その他サーカスごまなど、いろいろ回して楽しんでください。

   ◆◆2月の予定◆◆
 
ひろば 17日(日)・工房 9日(土)