ひろば通信 16-07            
・発行 おもちゃのひろば  
・TEL&FAX 052-834-1986                                 
・Email toyhiroba@mediacat.ne.jp
・HP http://toyhiroba.raindrop.jp/
   

 ◆◆7月の予定◆◆ ・ひろば 3日(日) 17日(日) ・工房  9日(土) 要予約
・卒業生の会 10日(日) ・アートピア子どもWSフェス 30日(土) 

◇銀座での展示会、アートイ展が終わりました。やはり最後の土日しか行けませんでしたが、この展示会、いろんな分野の作家たちが出品するのでいつもユニークな作品に驚かされます。今年も総勢24名が集まりました。その中でひろばにゆかりのある面々の作品を紹介します。
 まずワイヤーの曽我真弓さん。最近はシャボン玉アートに徹していますが、作品もかなり大型化。今回は天使の羽の中に桜の花びらが散りばめられた大作ですが、本人はまだ途上だそうです。どこまで進化するか見ものです。
 大仕かけのからくりが得意な久保進さんは魚影を追う釣り人のユニークな動きとサケの口開けまでを関連させた作品。その仕かけがじっくり見られる構造を惜しげもなく披露してくれました。歯車の動きがぎこちない私のメリーゴーランドやコーヒーカップの改良にとても参考になりました
 木のおもちゃの師匠中井秀樹さんはいつも凝った小品で驚かせてくれます。今回はビー玉を涙に見たてた木のモアイ像。ビー玉が循環する仕かけと板金の髭が哀愁を感じさせてくれました。
 お土産に選んだのは、原千夏さんの人形。いつもは布ですが、今回は木球を顔に見たてた「ゆめたまひめ」。そのかわいらしさはに思わず連れて帰ってしまいました。後、石川秀香さんのコマも毎回感心しますが、忍者が動く今回の作品はかなりのヒットだと思います。もうひとつは村尾夏代さんのダンボール作品、二体の獅子ももうすぐ玄関に並びます。
 今年は小、中、高時代の同窓生がたくさん見に来てくれ、しばしタイムスリップしていました。

◇今年初めてオリーブに実がつきました。指南書どおり2種類の苗木を植えていましたが、数年間実がつかずあきらめかけていましたが、ダメ元で花が咲いた後、綿毛棒でチョンチョンと人工授粉のマネが功を奏したのか、緑の小さな芽があちこちに。秋には茶色く色づくはずですが、それからどう調理するかこれから研究です。

◇わが家の梅はなぜか毎年のように採れるのですが、実が大きすぎて梅干しには不向き。でも他の用途は考えられないので、今年も簡単梅干しにしましたが、カビも元気でしばらく油断がなりません。

◇51回目のおもしろ学校も無事に終了。よく続いていますが、そろそろ代替わりか。昨年6年間続けて参加した皆勤賞の子がひろば出身で、今年の1年生に思わず次の皆勤賞を目指してねと言ってしまいました。ということは後6年間続けることになり自分の年を考え愕然としました。 それでも今回のミニハウス作りもユニークに工夫された家具がたくさん並び、逆にこちらが参加者から創作意欲を刺激されました。

◇長年愛用していたMacBookがある日突然フリーズ。直前まで普通に動いていたので冗談でしょと思ったら、冗談ではありませんでした。今まで専門のApplestoreに持ち込めば何とかなっていたので、タカをくくっていたらここでもお手上げ。すでに部品もないので修理不可。捨てる神あれば拾う神ありで中古屋に駆け込み、ハードディスクを取り換えたらようやく本体は復活。ただ最近のデータは戻らずただいま少しずつ復旧させています。

◇是枝監督の「海よりもまだ深く」は、役者の演技がものすごくナチュラルで、まるで隣の家庭をのぞいている気分でした。狭い団地の一室で繰り広げられる数日間の人間ドラマに言葉の重みがずっしりつまっていました。
 宮藤官九郎監督の「若くして死ぬ」(Too Young to die)を見て来ました。彼の妄想思考に時々ついていけない作品もありましたが、今回のはとても分かりやすくまとまっていました。地獄と現世、天国を行き来しながら平凡に生きていることのありがたさをロックにのせて歌い上げています。

◇山下洋輔さんの新しい絵本を紹介します。ハチャメチャな演奏で有名 なジャズピアニストで すが、実はエッセイも うまく絵本もいくつか 出版しています。今回 の「ぼくのいちにち  どんなおと?」はジャ ジーな音を文字で表現し ており、読み聞かせに最適ですが相当エネルギーを使いそう。できれば避けたいですね。

◇「魔女の宅急便」の番外編が出ました。作者の角野栄子さんもよほどこの作品に愛着があることが分かります。おソノさんの生い立ちやらコリコ町長の思い出など遠くにキキの姿を感じながらしばし空想を楽しめます。「二分間の冒険」は古典的なファンタジーだそうですが、少年少女になった気分で若返ること間違いなしです。

◇新着おもちゃは小さなカードゲーム 「窓ふき職人」です。ボードの窓と同じ大きさの窓を見つける簡単なカードゲームですが、大勢でも遊べそうです。 ◇来月はいつもどおり夏休みにします。ひろばのおもちゃや絵本も夏休み用にたくさんご利用ください。イベントもいくつかありますのでそちらの会場でお会いするかもしれません。楽しい夏休みを祈っています。   

◆◆2016夏休みの予定◆◆
・7/27京都一燈園小中学校 組み木教室
・7/30 アートピア子どもワークショップフェスティバル 
・8/2〜8/31 南図書館 木のおもちゃ展
・8/6 南図書館糸のこ教室  AM 合板の恐竜ランド  PM キューブボックス2016 申し込み 南図書館 052-821-1732
・8/19〜21 全国組み木フェスティバル in京都  同志社中学校
・8/28 おもしろ学校スタッフ夏の学習会