ひろば通信 17-05      

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   2017年5月2日(火)  

◆◆5月の予定◆◆ ・ひろば 7日(日)、 21日(日) ・工房 13日(土)
          ・春の工作教室  28日(日)

◇外の方が気持ちのいい季節になりました。山にも行きたいし映画も見たいし、毎日がGWのぜいたくな身分を満喫しています。でも、工房を中心としたわが家のエリアがあまりに心地よく遠出をためらってしまいます。それもぜいたくかな。
 特にこの季節は冬越しした草花や木々の花が咲き誇り庭を彩ってくれていますから、ますますそんな気分になります。ペチュニア、スウィートピー、クンシラン、シバザクラ、ジキタリス、カンパニュラ、ストック、オステオスペルマム、ラベンダーそしてコデマリ、ツツジetc。不思議なのは毎年見ているはずなのにいつも新鮮な気持ちになります。
 問題もあります。例のタケノコが昨年あたりからいよいよお隣さんの塀に迫ってきたこと。くぐり抜けるのは時間の問題かもしれません。毎年10本以上収穫しておいしく味わっていますが、勝手に出てこられては迷惑かなと今庭師さんに頼んでブロックする作業をしてもらっています。

◇多くの人が庭作りの手本にしている「ターシャ・テューダー」の映画を見てきました。大部分NHKの特集を編集した映像でしたが、大画面で見るとまたちがった感動がありました。絵本作家でもある彼女のお気に入りが、わが家でも娘たちに人気だった「コーギー村のむらまつり」という作品と知ってますますファンになりました。

◇6月に迫ったアートイ展の作品がやっと完成しました。「響き」というテーマに合わせて音の出る作品を3種類作りました。ひとつ目は、円、六角形、八角形の中をビー玉がころがって落ちるタワー。落ちる時にいい音がします。ふたつ目はいちばん苦労した作品で、塔の中に細い竹板を組み、ビー玉が竹板に当たりながら落ちる仕かけを考えました。噂に聞いていた「水琴窟」をイメージしましたが、落ちるスピードが早いので、倍の長さの塔も作ってみました。やっとゆったりとした音が楽しめます。最後はまるで昔のラジオの効果音みたいな作品。滝をイメージした木の玉がたくさんころがって音を奏でます。ビー玉だとうるさすぎたので、木の玉に変えて静かな音にしました。どれも工房にありますからお試しあれ。

◇またまたポール・マッカートニーのライブに行ってきました。東京ドームにぎっしり埋まった観客に混じり、アリーナ席のひと隅から声を張り上げて「ヘイ・ジュード」を歌ってきました。それにしても2時間以上水も飲まず、次から次と熱唱してくれたポールのパワーに圧倒されっぱなしでした。10年先の自分があそこまで元気でいられるか大きな目標ができました。

◇ポール公演の前に会場近くにあった母校周辺を散策しました。文京地区らしくとても静かな佇まいは40年前のまま。建物はすでに改築されてしまいましたが、テニスコート付近の庭園も緑豊かになっていました。ただ、軟式テニス発祥の歴史的なコートも汗臭かった部室も跡形はなく、記憶の中に埋もれてしまいました。連れと知り合ったのはこの時空間でしたが、一緒に出かけたらしい場所の記憶がほとんどなくあきられてしまいました。その頃何を考えていたか当時の自分に聞いてみたいものです。おまけはその近くに石川啄木の終焉跡が残っており、36歳でなくなった詩人にゆかりがあったことが収穫でした

◇パン焼きが順調になってきました。夏場なら自然発酵で一次も二次もうまくいくのですが、この時期は30度前後に一時間以上保つのが難しく、湯煎などいろいろ工夫していましたが、どれも発酵がうまくいきませんでした。それが単純なことにオーブンを1分ほど強火で温めれば、その温度がキープできることが分かりました。フランスパンと食パンで試してみましたが、膨らみもばっちり。焼く温度の方も前に書いたようにレンガの上に乗せることで高温を確保できているので難なくクリア。いつか得意のピザパーティをしましょう。

◇中学生になったアーちゃんが久しぶりに遊びにきました。もう工房やひろばでゆっくり遊ぶお年頃ではないらしく、映画三昧。つきあったのはディズニー映画の「モアナと伝説の海」唄が楽しい「シング」そして「チア・ダン」。私はモアナが気に入り、彼女の勇気ある行動と粗暴な神さまマウイとのやりとりにけっこう感動していました。二度見たチア・ダンはスポコン映画ですが、実話であるのが効いています。
 実話といえば「ライオン」もジーンとくる映画でした。25年前インドで迷子になった青年がグーグルアースを使い、記憶を辿りながら家族に出合うまでをていねいに描いています。養親となったニコール・キッドマンの演技にも光るものがありましたが、そうした子を救いたいがために自分たちの子を作らなかったという生き方を聞いてさらに驚き。それも事実なのです。

◇同時進行で読んでいたいくつかが読了してきました。まず学習塾をテーマにした「みかづき」。用務員をしながらつまずいている子どもたちに勉強を教えている吾郎に惚れ込み、いっしょに塾を経営することになる家族の話。元学校関係者としてはとても身近な話題ですが、塾から見た教育のあり方が様々な切り口で登場しますので、とても興味深く読めました。
 「自閉症を生きた少女」の小学校編を読み終わりました。彼女の障害の特性がよく分かり、またすさまじいまでの家族とのやりとりでつらくなりますが、彼女なりに乗り越える術を学んでいく過程を応援してしまいます。そして、中学では留学という試練が待っています。

■春の特別工作教室のお知らせ   《機織りを楽しもう》 ・日にち 5月28日(日) ・場所 工房「ひろば」
◎午前の部  「かんたん織り機でコースターづくり」 ・内容 草木染めで染めた2色の毛糸を組み合わせていろいろな格子模様ができる織り方に挑戦します。
・時間 午前10:00〜12:00 ・定員 10名 対象 小学3年生以上  (小さい子は親子でどうぞ) ・持ち物 室内履き
◎午後の部  「丸型織り機でコースターづくり」 ・内容 丸くカットされた織り機にたて糸をセットして、丸く横糸を通していきます。コツは普通の織り機と同じです。
・時間 午後2:00〜4:00 ・定員 10名 対象 小学4年生以上 (小さい子は親子でどうぞ) ・持ち物 室内履き ◆申し込み方法 メールかFAXでひろばまで 定員になりしだい締め切ります。   

 ◆◆6月の予定◆◆ ・ひろば 4日(日) 、18日(日) ・工房  10日(土)
・一日おもしろ学校ごっこ 3日(土) (参加される方は早めに申し込みください)
・卒業生の会 11日(日)
・6/20〜25 銀座アートイ展

◇毎年、この時期に賛助会員を募集しています。特に特典があるわけではないので、とても心苦しいのですが、ひろばや工房の運営に協力していただける方は、下記の方へ振込をお願いします。  
・ゆうちょ銀行 記号番号 12160-15861701  名義人  ミワ ヨシノブ  ・お一人 一口 2000円