ひろば通信 20-01             

・発行 おもちゃのひろば  
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    2020年1月7日(火)

 ◆◆2020年1月の予定◆◆
・ひろば 19日(日)   ・工房  11日(土)AM・12(日)PM
○「ちいさいおうち」読み聞かせイベント   25日(土) AM 10:20〜 港図書館 

 あけまして  
  おめでとう
     ございます
 2020.1.1
         
         今年もよろしくお願いします。

◇暮れの大掃除も早めに取りかかり、いつものガラス拭きに加えて網戸の張り替えにも挑戦。意外と簡単だったので、やればできるじゃんとちょっぴり自信を持ちました。毎朝せっせと落ち葉も集め、堆肥用にセット。おかげで庭がきれいになりました。今年は庭の竹を切り、小さな門松も作ってみました。自前の材料で形になるのはうれしいですね。

◇元旦は孫の誕生日。もうすぐ高校生の彼女のプレゼントに悩みます。もう木のおもちゃの年ではないかもしれませんが、大事なひとり孫なので、しつこく付き合ってもらっています。思いついたのは、今年のアートイのテーマとの関連で試作していた「アルファベット積み木」。テーマは「愛」なので、”LOVE”の文字を積み木風にアレンジしました。だったら26文字全部作ってしまえと切り出しました。いっぱい単語を作ったり、長い単語を考えたりと英語遊びが楽しめます。そして作った単語をオブジェに変身させて遊べます。受験生のひまつぶし?にさわってくれないかなと期待しています。もちろんひろば用にも用意しましたので、試してみてください。ただ、知育玩具的に扱われるのは避けたいので、楽しい遊び方を考えてほしいです。

◇アートイのテーマの「愛」には参りました。普通だと年内にはほぼ完成して、後は仕上げを待つばかりのペースでしたが、今回はまったく作品が浮かばず、前に書いたように先輩らの作品を作らせてもらうという「おもちゃ研修」に甘んじていました。
 そこで気づいたのは、どの作品もこのおもちゃで遊んでもらいたいという作者の「おもちゃ愛」が込められているということです。だったら自分が遊んでほしいという作品を心を込めて作ればそれが「愛」になるわけで、まったく分野にこだわる必要がないということです。そう思ったらとても気が楽になり、いくつか作品も浮かんできました。

◇まず、ビー玉を使ったおもちゃはいつも遊んでくれるので、その発展系を考えました。リズミカルにぐるぐる回転しながら落ちてくるように、柱を4本立てて、橋渡ししてみました。角度が微妙で、ぎりぎりに落ちてくるところをさがしました。試作した後、二重らせんになることに気づき、どこからでもビー玉を入れることができるようになりました。もうひとつは、短めのせわしいバージョン。どちらが受けるか楽しみです。

◇おまけ的な作品は、例のキューブシリーズ。7つ形があるので、そこにアルファベットをはめ込み、”I love You.”が綴れるようにしてみました。かなり苦し紛れ作品です。

◇昨年秋に工作教室 をお願いした遠藤裕 さんから、貴重な作 品が届きました。か らくり作家の西田明 夫さんの遺作という ことで日付とサインが入っています。作品は昇り人形で昇りながらオルゴールが楽しいメロディを奏でてくれます。ひろばで遊んでほしいということでしたので丁重にいただきました。今工房の一角にセットしましたので、ぜひご覧下さい。

◇クリスマスメニューのローストチキンに続き、正月用にはローストビーフを焼きました。ドラマの「グランメゾン東京」に刺激を受け、しゃれたアレンジになるように楽しんでみました。けっこううまくいったつもりでしたが、なかなか簡単に噛み切れず不評に終わってしまいました。料理の道は険しいですね。

◇「スター・ウォーズ」が完結してしまいました。4作目から始まり、1作目にもどり、7,8,9と続く知らない人には分けの分からない展開ですが、壮大なSF映画の虜になっていました。舞台はあくまでも仮想宇宙ですが、登場人物の血のつながりや家族関係など妙にホームドラマ的な面もあり、脚本を起こすのも楽しかっただろうなと想像します。もっと続いていてほしい気持ちともうピリオドでいいかなという気持ちが交雑しています。これは今読書中の「十二国記」や「精霊の守人」などの読後感に通じるものがあります。

◇絵本を紹介します。孫のクリスマスプレゼントに教えてもらったのが「の」というタイトルのすてきな絵本。「わたしの」に始まり、絵とお話がつぎつぎとつながっていきます。切りなし話のような、和田誠さんの「のみのぴこ」のようなかさねことばあそびがしゃれた絵とともに展開されます。一家に一冊ほしい絵本です。
 ねずみ年にちなんでいただいたのはレオ・レオーニの「いろいろ1年」。ふたごのねずみと1本の木とのかけ合いが1年の長さをしんみりと感じさせてくれます。
 もう一冊は、昨年田島征三さんの講演会で見つけた「海賊」。田島さんらしくない、細ペンのタッチが気に入りました。ただ、ストーリーはちょっとはかなく、海の汚れに海賊の怒りが通じません。沖縄の「辺野古」の悲しみも暗示しているのかもしれません。

◇正月はコマでしょうということで、ネフ社の「ネフ・スピン」を購入しました。勢いよく回すとアッと変身します。気分いいですよ。ついでにひろばにあるコマを並べてみました。最初は毎年増えるアートイ仲間の石川秀香さんの作品。今年も楽しみです。つぎは逆立ちコマをはじめとしたひろばのコレクションです。「UFOコマ」も5つ全部回るように挑戦してみましょう。     





◆◆2月の予定◆◆
・ひろば 2日(日)・16日(日) ・工房  8日(土)・22日(土)