ここではこれまでに創作した作品を紹介します。
作品名・製作年月日 | 解 説 |
88.12 |
児童机の廃板を使って「はこぶね」をテーマにひとつひとつの動物をデザインしてみました。体の大きさをそろえたので、ぬいぐるみのようなかわいい動物が誕生しました。それでも船に乗りきれないので、続いて「はこぶねロケット![]() |
◆お話セット「三びきのくま」 90.7 |
お話組み木として、ひとつの箱の中に収まるように工夫しました。くまの人形もいろいろなポーズが可能で、ストーリーを追いながら家具や道具遊びができます。 遊び方 ・それぞれの枠で、くまの家を構成します。底板は床になります。 ・テーブルやベッドを取り出し、配置します。 ・くまの人形は首、足がはずせ、向きを変えたりすわるポーズもできます。 |
◆ワクワクハウス2 |
ふたつめのドールハウス。今回は平屋建て。やはり枠の中にすべての家具が収まるパターンで考えました。わが家をモデルにした小さな四人家族の家には念願の犬小屋もあります。和室では布団敷き。池の魚が受けて賞をもらいました。これを片づけるのが、組み木のパズルになっています。 |
◆ねずみくんハウス |
いわむらかずお作の人気絵本「14ひきのねずみ」シリーズから、その舞台を想定して、大きな木の洞の中の家を制作しました。絵本からただよう新鮮な森のイメージをできるだけそこな![]() |
◆お話ランチボックス |
グリム童話で有名なお話が人形劇のように展開できます。お話に出てくるたくさんのグッズも全部そろえてあります。雑貨屋のチョーク、川原の石、はさみと糸。針の動く柱時計などなど。枠で作った店は、雑貨屋、パン屋、粉屋です。そして、オオカミのお腹には、子ヤギたちが6匹まで入ってしまいます。早く助けてあげましょう。でも収納ボックスがいちばんの自慢です。 |
◆合板恐竜1 |
合板で作る動物シリーズから発展した恐竜の中から、ワークショップ用に4体ピックアップしました。展示作品は実物の40分の1に縮尺して、大きさの比較ができるようにしました。今デザインは30種類そろいました。 |
◆おおきなかぶ 95.11 |
有名なロシア民話をおもちゃにアレンジしてみました。同じ厚みの合板で作ってありますので、おじいさんから順番につながっていきます。最後に後ろのひもを引くとかぶがぬけてきます。ただし、あまり強く引くと、外に飛び出しますのでご注意ください。かぶも人形も箱の中に片づけることができます。 |
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10年勤めた「いずみ学級」の思い出は子どもたち同士の暖かい触れ合いだった。私は子どもたちのもたらす暖かい繋がりを大事に大事に受け止め、一人ずつをモデルに作品に構成していった。その一つがこの「メリーゴーランド」回りながら、馬が上下するという仕掛けを考えたが、歯車の抵抗が強く、幼児ではうまく回せないところが難点。それを最近改良してようやく紹介できる作品になった。その秘密は以下の写真にある。![]() |
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NHKの「趣味悠々」で大人向けのおもちゃを要求されたとき、やっと浮かんだ思い出の作品。それまでは自分の思いとアイデアでせっせとこのシリーズを作っていましたが、いきなり公に紹介するとなるととまどうことが多く、本番ではテキストと番組での制作過程が微妙に異なり、ディレクターと編集者が撮影中にやり取りする場面も。とにかく何でも未知な体験でおもちゃたちに感謝です。 |
◆サーカスシリーズより |
スペインのベンポスタ子ども共和国で演じているサーカス団をモデルに、いろいろな種目をデザインしました。これは空中ブランコをイメージしていますが、子どもが回転するからくりは工房の生徒から教わりました。おもちゃとしては![]() |
◆お話セット「おやゆびひめ」 |
アンデルセン原作のストーリーを五つの場面に分けて構成しました。立体的な紙芝居のイメージです。話し手は場面ごとの![]() |
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魔女の住むドールハウスを作ってみました。何やら不思議な薬を煮ている台所から作り始め、徐々に家具や小物、魔女のペットなどを作りながら、一軒の家の中に配置しました。材料![]() |
◆お話セット「かさじぞう」 00.12 |
かさを売りにいくおじいさんはゆきぐつをはき、みのをつけて、棒にかさをさして、セットして下さい。おじぞうさんが運んでくるたからもの![]() |
◆お話セット「ねずみのよめいり」 |
組み木創作の会主催の「組み木フェスティバル」が名古屋で企画された年、お題の「なごやか」から、名古屋の嫁入りをイメージして、この昔話を選びました。太陽や雲の顔がとてもかわいく仕上がりました。 |
◆お話セット「つるのおんがえし」
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劇場の舞台をイメージして、出入口の戸、障子の引き戸など工夫してみました。ツルが使う機織り機は足踏みで上下するようになっています。 |
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まだ制作途中だが、久々の新作なので公開してしまう。この有名な絵本はいつか作品にしたいと考えていたが、絵本のやわらかいタッチを生かした主人公の「おうち」を作ってみた。本来なら、おうちをめぐる長い時間を表現したいが、構想がまとまらないまま、フェスティバルに突入してしまった。このあとの仕上げをお楽しみに。 |